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借地権付きの戸建を選んだ時のメリットとデメリットを知ろう!

持ち家の購入を検討している場合、重要なポイントが借地権が付属しているかどうかです。借地権が付属していないケースでは、土地と建物の両方が自分の所有物です。しかし、借地権が付属している場合には、建物のみが所有物となり、土地は地主から借りることになります。

今回は借地権付きと借地権なしでは、どのようなメリットとデメリットがあるのかを紹介していきます。


価格の安さで選ぶ場合は借地権付きがオススメ

家を購入するときには建物の金額よりも、土地の金額が高いケースが多いです。借地権なしの場合は土地代を全額自分で支払うことになります。借地権なしを選択した場合は、物価の高い地域での土地購入が難しくなる可能性も考えられます。

都心部に住みたいと考えている人が、借地権なしの物件を購入するためには、高額な資金を用意しておくのが重要です。予算が少ないけれど、どうしても都心部に住みたい場合には借地権付きの物件を探すのが良い方法と言えます。

借地権付きの物件は借地権なしの物件よりも価格が安くなっています。そのため予算が少なくても購入できる物件が見つかる可能性が高いです。場所によっては土地購入にかかる費用の6割程度の金額で販売されているケースもあります。

価格が安いことで、好きな地域で物件を探すことができます。特に物価の高い地域にある物件を安い金額で買いたいと考えている人にとっては、借地権付きの物件がオススメと言えます。借地権付きの物件では立地の良い土地や広い土地にも家を建てやすいというメリットも得られます。

税金がかからない

土地付きの戸建を購入した場合には、税金を支払わなくてはなりません。土地を購入しているので、そのときに不動産取得税を支払うことになります。不動産取得税は購入の際に支払うものですが、その後も土地を所有し続ける限り、税金の支払いが発生します。

それが固定資産税と都市計画税による課税の義務です。これらの課税は毎年必要になるため、その部分も考えた上で、何処に持ち家を購入するかを検討しておくのが良いと言えます。これらの課税は借地権付きの戸建を選択した場合には発生しません。

これらは土地の所有者が支払うべきものですから、地主から借りている場合は、地主が支払ってくれる仕組みになっています。このことを考えれば課税に関する悩みを抱えたくない人にとっては、借地権付きの戸建は良い選択だと言えます。

地代が必要になる

借地権付きの戸建を選んだときのデメリットとして挙げられるのが、地代の支払いです。『詳細 ... 借地権相続

借地権付きの場合は土地を地主から借りていることになっています。自分の所有物ではないため、使わせてもらっている分のお金は支払わなければなりません。地代の支払いは毎月行われているところが多く、支払日は地主の指定した日となっているケースが多いです。

地代の金額は変動する可能性が高いでしょう。これはインフレやデフレといった社会情勢に影響されている可能性が高く、物価が上昇すれば地代も高くなってしまうと考えておくのが良い方法と言えます。地代の金額がおかしいと考えている場合は、土地にかかる税額を調べてみるのが良い方法です。

例えば固定資産台帳というものを閲覧すれば、どれだけの固定資産税を支払っているのかが分かります。固定資産税や都市計画税を調べた上で、まだ地代の金額に疑問を持っている場合は地主と話をしてみるのが効果的です。

多めに徴収されていた場合は金額を改善してもらえるかもしれません。金額設定がおかしくなった場合は地主が変更されているケースも考えられるので、その部分も調べておくのがオススメです。

銀行からの融資を受けられないケースもある

土地と建物をセットで購入している場合は、土地も自分の所有しているものとなっているため、家を担保に融資を受けられる可能性は高いです。しかし、借地権付きの戸建を選んだケースでは、土地は自分のものではないため、担保としての評価が低くなります。

担保としての評価が低すぎると、融資を受けられない可能性もあります。特に定期借地権での購入では、期間満了後に建物を取り壊して土地を返還するという契約内容になっているため、担保としての評価が低くなりやすい傾向にあると言えます。

銀行以外で融資を受けたい場合でも、借地権ありよりも借地権なしの方が有利です。借地権付きの戸建では絶対に融資を受けられないというわけではありませんが、融資を受けられる金融機関は限られてきます。

将来的に金融機関からの融資を受けることを予定している人は、土地と建物がセットになったものを選んでおく方が良いと言えます。

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リフォームするときは地主の許可が必要になる

建物をリフォームする場合は、地主からの許可が必要なケースがあります。特に土地に干渉しやすい問題には、地主からの許可がなければならない可能性が高いです。自宅の壁にフックをつけるために穴をあけるといったレベルのリフォームであれば、地主から何も言われないケースが多い傾向にあります。

しかし、家を丸ごとリフォームしてしまおうと考えている場合には、土地への影響も考えられるため、事前に地主から許可をもらっておく方が良いと言えます。人柄の良い地主であっても、何も言わずにリフォームしてしまうのはトラブルの原因となります。

トラブルが発生してしまうと、余計な出費が必要になる可能性もあるので注意が必要です。

買い手が少ないケースが多い

例えば会社からの転勤命令で住む場所を変えなければならないケースもあります。いつ帰ってくるかが分からない場合は、家を売ってしまうのも有効な手段となります。土地と建物がセットになっている場合は買い手が見つかる可能性が高いです。

特に築年数の低いケースでは、すぐに買い手が見つかることもあります。しかし、借地権付きの戸建を所有している場合では、買い手が見つかりにくい可能性が高いです。

仮に買い手が見つかっても、自分が思っている金額よりも安い金額での売却を求められるパターンが多くなっています。地代がどの程度必要になるかという部分も、売却時の金額に影響を及ぼす可能性があります。また借地権を第三者に売りたい場合は地主の許可が必要です。

地主から許可を得た後は裁判所を訪れて、代諾許可をもらいます。

この手続きを終えてから売却が始まるという流れになります。二段階で許可を得る必要があるため、売却までに時間がかかってしまうという部分がデメリットです。